011 チベット産ターコイズ (19.4×14.5×6.2mm)

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19.4×14.5×6.2mm


ターコイズは、人類とのかかわりが最も古い石のひとつとされ、古代エジプト初期の王墓や、インカ帝国の財宝の中から装飾品に加工されたターコイズが多く発掘されています。

ターコイズの本場イラン(ペルシア)では、すでに6000年前から、彫刻などを施した装飾品として愛好されてきました。

アメリカのインディアン達にとっては「神より祝福を受けた神聖な石」、「旅の守護石」、「幸運を呼び込む石」として扱われ、常に生活とともにあります。紀元前より装飾品やお守り、儀式の呪術品として使用され、後に交易品として長い歴史を歩んだこの青く美しい鉱石を、北米大陸のアメリカ先住民は『空の石』と呼びました。

ターコイズはまた、12月の誕生石としても知られています。



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《チベタンターコイズ》

現在流通しているチベット産ターコイズの多くは、古くからチベットの人々がビーズなどに加工していたものを、中心を通っている穴に沿って半分にカットしたもので、『アンティークチベットターコイズ』と呼ばれています。このルースは糸通しのための穴跡があるのですぐに判ります。

わたしが今回買い付けたチベタンターコイズも、ほぼこのタイプのアンティークターコイズです。

チベットの鉱山は中国政府によって全てクローズされ、現在採掘がされていないと言われています。ということはこのターコイズ、もう何年も前に採掘されたものということであり、一説によっては200〜300年前とも言われています。

元々硬度の高い石ではありませんので、強い衝撃を与えると割れてしまったりするので注意が必要です。

今回スパイダーウェブと呼ばれる網目模様が入っているルースを中心に、何軒ものお店を探し回り、10kg以上のロッドの中からかなりの時間をかけて厳選し、買い付けたものです◎


歴史を感じるこのチベタンターコイズ、今後の値段はどうなるかわかりません。
是非この機会にお気に入りの一点を見つけていただけたらと思います^^

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